鎌倉総合企画

障害児・発達障害の
お子様への療育・サポート

NOTICEお知らせ

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2022.10.19

不適切なケアに対する事案ついての状況と改善策

日頃より、株式会社鎌倉総合企画の福祉事業についてご理解とご協力をいただき、誠に感謝申し 上げます。
この度、当法人が運営しております放課後等デイサービス ナイスかもじまにおきまして、令和4年8月、吉野川市より聞き取り調査依頼があり聞き取りの結果、虐待事案と判断・任意での口頭指導を受けております。
このような事態が発生し、ご利用者様をはじめ多くの関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
本件の内容や経緯をはじめ、当法人としての対応や今後の対策についてご報告させて頂くと共に、今後、ご利用者様の安心・安全な生活を最優先にサービスの提供に努めさせていただき、信頼の回復に努めて参ります。今後とも、相変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。



1. 事案概要
①利用時の状態が安定しせず、利用者本人の身体が危険と判断した際、身体の動きを制止し、足を持ち児童を安全な場所に移動させることがあった。

2. 事案認定・指導にいたる経緯
当該施設職員による上記身体拘束行為が発生し、①において発生時に、緊急やむを得ない場合の身体拘束に関する説明書への記載、保護者の方への報告・説明が抜け落ちていたこと。また、障がい者虐待防止法上の身体拘束にあたる行為への認識の足りなさから、法人としての虐待防止法を遵守する体制に問題があるとされ、吉野川市より任意指導を受けることになりました。

3. 発生施設
放課後等デイサービス ナイスかもじま

4.改善にむけた対応状況
(1) 情報の共有
施設内での情報共有や再発防止に関する意識が十分でなかったため、再度、各種会議や 申送り、臨時に開催した研修にて、職員全体へ周知すると共に、施設として障害者虐待防止法を遵守するため改めて徹底を図ります。
(2) 虐待防止に向けた取り組み
(ア) 虐待事案認定の概要を、職員・ご利用様・関係機関へも配布させていただきます。 (イ) 全職員を対象に、本件の内容を含めた虐待防止研修(児童虐待の定義、尊厳あるケアのあり方、認知症の中核症状、通報の義務、等)を行いました。 (ウ)小さな事案でもカンファレンスを直ぐにその場で行うよう徹底し、早期発見・早期対応することで、事故及び虐待の防止を図ることといたします。(エ) 小さな事案でも《緊急やむを得ない場合の身体拘束に関する説明書》を用い十分な説明、記録を徹底いたします。

(3) 虐待防止に向けた職場の雰囲気作り
(ア)職員との個別の定期面談を実施し、できるだけ職員の声や悩みを吸い上げます。 (イ) ストレスや悩みを抱えている職員向けに、相談窓口を設置し相談しやすい環境を整えました。

4. 今後の取り組み
・虐待防止マニュアルを委員会内で再検討し、具体性溢れた即応性のあるマニュアルにしま す。
・法令遵守体制の確保を図り、コンプライアンスを確立するための人的措置を検討し速やか に実施します。

以上

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